ぐっすり眠りたい夜に〜カモミールミルクティーの作り方
今日は、ピーターラビットの童話にも出てきた「ぐっすり眠りたい夜にぴったりのカモミールミルクティーのレシピ」をご紹介します🌸
カモミールティーは、ホットミルクととっても相性が良いんですよ☺️
身も心もほっと落ち着き温まる、優しい香りのほんのり甘いハーブティーのレシピです。
*カモミールミルクティーのレシピ
〈材料〉
・カモミールジャーマン 大さじ1
・牛乳 200cc
・ハチミツ 適量
〈作り方〉
1.鍋に牛乳とカモミールを入れ、弱火で煮る
2.沸騰前に火を止めて、蓋をして5分おく
3.ハチミツを加える
4.ハーブを濾してカップに注ぐ
*カモミールジャーマンの由来
学名は、「Matricaria(子宮)chamomilla(大地のリンゴ)」と言い、学名の通り甘いリンゴと菊を混ぜたような香りがします。和名は、カミツレです。
学名に、子宮を意味するMatrixが含まれるように、月経痛などの婦人科系の症状に効果があり、ドイツでは「母の薬草」と呼ばれます。
*カモミールジャーマンの成分
精油(α-ビサボロール、カマズレン)、マトリシン、フラボノイド(アピゲニン、ルテオリン)
*カモミールジャーマンの効能
精油成分のα-ビサボロールには優れた鎮静作用があるため、不安や緊張が強いときや不眠に効果があると言われます。また、精油成分のカマズレンには抗炎症作用があるため、ストレスによる胃炎や胃潰瘍、花粉症などのアレルギー症状、肌荒れ、口内炎にも有効です。フラボノイドのアピゲニンには鎮痙作用があるため、胃痙攣や月経痛、筋肉の緊張を緩めてくれる効果があります。
空腹時に飲むことで胃粘膜を保護してくれ、食後に飲むことで膨満感を緩和し、消化を助け胸やけを抑えてくれると言われます。
*注意事項
ブタクサなどのキク科アレルギーの方、妊娠初期の方は使用を避ける。
アロマでは、カモミールジャーマンよりもカモミールローマンを使うことが多いのですが、実はカモミールジャーマンもとても魅力的な精油なんです✨
カモミールジャーマンの精油は、ハーブティーと同様、抗炎症、抗アレルギー作用があり、かゆみを伴う肌荒れや炎症を起こした皮膚を鎮めてくれます。また、消化促進、健胃作用があるため、胃の痛みやお腹の張り、消化不良時に効果的です。他にも、通経作用やホルモンバランスを調整する作用があるため、月経不順や月経痛にも有効です。
そして、カモミールジャーマンの魅力と言えば、何と言っても精油の色!なんと青いんです。その深いブルーがとても綺麗なので、精製されたミツロウ(白)を使って軟膏クリームを作るときに加えると、キレイな薄いブルーのクリームに仕上がります。肌荒れした時は、このクリームを塗ると炎症やかゆみを抑えてくれ、瘢痕形成作用があるため皮膚の再生を早め、傷ついた皮膚を早く回復させてくれます🌸
ラベンダーやティートリーとブレンドすると、より効果的ですよ👌
ただ、カモミールジャーマンの精油の香りは強いため、基本的に1滴で充分です。入れすぎないようにしましょう。
*まとめ
カモミールミルクティーは、香りにも味にもとっても癒されます。
ほっと一息ついてぐっすり眠りたい夜に、ぜひ試してみてくださいね💤
本日も読んでいただき、ありがとうございました。
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