Aromen der Natur

IFAアロマセラピスト(IFA aromatherapist)、助産師(Midwife)、看護師(Nurse)のアロマ&ハーブの暮らし

飲む点滴「甘酒」の効能〜薬膳杏仁豆腐のレシピ

「飲む点滴」という魅力的な別名を持つ甘酒…

 

健康オタクの父は、甘酒ブームが来る前から様々なメーカーの甘酒を取り寄せ、甘酒を楽しんでいました。

 

久しぶりに甘酒を飲むと、とっても美味しいですよね💕冬に飲む温かい甘酒も、夏に飲む冷やした甘酒も同じくらい好きです😊

 

この甘酒、ご存知の方も多いかと思いますが、とーっても美容と健康に良いんですよ👍✨

 

*甘酒の種類

そもそも甘酒には、種類が2つあります。

・米麹から作られた甘酒

酒粕から作られた甘酒

 

米麹から作られた甘酒は、米と米麹と水を発酵させて作られます。この発酵する過程で甘み成分(ブドウ糖)が作られるため、お砂糖を入れなくても自然な甘みがあります。

昔からの伝統的な甘酒ですね。

 

酒粕から作られた甘酒は、日本酒を作る時にできる酒粕を薄めて、甘みを出すために砂糖を加えています。また少量のアルコールを含むところが特徴です。

 

*飲む点滴「甘酒」の成分と効能

飲む点滴と言われる甘酒は、米麹から作られた甘酒のことを指します。

甘酒には、麹酸、アルブチン、ブドウ糖必須アミノ酸、ビタミンB(特にB1、B2、B6、パントテン酸=まさにチョコラBBの成分ですね)、葉酸などが含まれます。

麹酸とアルブチンは、メラニンの生成を抑制する働きがあるので美白に効果的だと言われます。アルブチンはよく化粧水などにも含まれてますよね✨

必須アミノ酸は、体内で合成できないため食事から補給しなければならないものです。必須アミノ酸は9種類あり、体の細胞(筋肉や皮膚、髪、爪など)を構成するために必要な成分であったり、酵素やホルモンを作るための素であったり、血中のコレステロールを下げたりと、体にとって必要不可欠な成分です。

また、ビタミンB群は皮膚や髪、爪を健康に保ったり、タンパク質やヘモグロビンの合成に関わる成分なので、毎日積極的に摂取した方が良い成分ですね。特に、口内炎や肌荒れに効果的です✨

 

点滴に使われる糖分は、ショ糖(砂糖)ではなく「ブドウ糖」です。ブドウ糖はそのまま体内に取り込まれるので、吸収がとても早いんですよ✨ブドウ糖は脳の唯一のエネルギー源です。疲れたと感じる時や、集中力をUPしたい時に良いですね👍

 

*甘酒杏仁豆腐のレシピ

先日、薬膳の講座に参加したときに教えていただいたレシピです😊美味しかったので、良かったら作ってみてください💕

簡単ですぐできちゃいます👌

 

〈材料〉カップ6個分

・甘酒  300ml

・牛乳  100ml

・粉寒天  1g

・ゼラチン(水にふやかさないで使えるタイプ)  2g

・杏仁霜  大さじ2

・クコの実(水で戻しておく)  3粒

 

〈作り方〉

1.甘酒に牛乳、粉寒天、杏仁霜を入れる

2.沸騰し溶けたら火を止め、ゼラチンを入れる

3.冷めたらカップに移し、冷蔵庫で冷やす

4.クコの実をのせる

 

クコの実の記事はこちら↓

 

*杏仁とは

杏仁豆腐で使う杏仁とは、あんずの種のことです。

私も杏仁があんずの種、ということは知っていたんですが、杏仁には2つの種類があることをみなさんは知っていましたか?

 

・南杏→お菓子作りに使われる

・北杏→生薬として使われ、苦味とやや毒性がある

 

薬膳の講座では、この2種類を少しだけ食べ比べてみたんですが、北杏の方が香りがとっても良くて私は好きだと思ってしまいました💦笑

 

薬膳でいうと、杏仁には肺を潤す効果があるので、咳が出るときに食べると良いそうです✨また中医学では、肺とつながる大腸や皮膚も潤すため、便秘や乾燥肌にも効果的だそうです。手荒れがひどい方は、お湯をはった洗面器に杏仁霜を少し入れて手浴をすると、肌がしっとり潤って良いと聞きました👍

 

*まとめ

美味しく食べれて、体にも美容にもとても良い甘酒杏仁豆腐✨美味しい食べるお薬ですね😋

みなさんも良かったら作ってみてください💕

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本日も読んでいただき、ありがとうございました🌸

 

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