アロマとハーブで花粉症対策〜ハーブ編
今年もまた花粉症の季節がやってきましたね〜
花粉症を治すことは難しいですが、アロマやハーブで予防することや、症状を緩和させることはできます🌿✨今年はアロマとハーブを使って、花粉に負けない体を作りましょう😊
今日は、花粉症に効果的なハーブをご紹介します🌸
*花粉症のメカニズム
世の中には、花粉症がある人とない人がいますね。同じように花粉が飛ぶ環境に住んでいるのに、どうして違いが出るのでしょうか?
それは、体が花粉を”異物”と認識しているか、していないかの違いなんです。
花粉症とは、花粉が原因で起こるアレルギー反応=免疫反応のことを言います。
花粉を”異物”と認識している花粉症の人は、花粉が体の中に入ると、それに対抗するための抗体(IgE抗体)を作ります。このIgE抗体と肥満細胞が結合したものに抗原である花粉が付くことで、肥満細胞からヒスタミンやロイコトリエンが放出されるため、くしゃみ・鼻水・鼻づまり、目のかゆみなどの症状を引き起こすというのが花粉症です。
花粉症の症状は、異物を体の中から追い出すための反応なんですね。
*花粉症を予防するハーブ「ネトル」
花粉症を予防するためには、花粉が飛ぶ前からの対策も大切です。
ハーブティーでよく飲まれる「ネトル」には、抗アレルギー作用があり、花粉症やアトピーなどのアレルギー疾患の体質改善に効果的だと言われています。ドイツでは、「春季療法」といって春先のアレルギーに備え、予防的にネトルを摂取する療法があるそうです🇩🇪
*ネトルの成分
このネトルには、ヒスタミンの分泌を抑えるケルセチン(フラボノイド)や、ヘモグロビンに似ていると言われるクロロフィル、ビタミンや葉酸、鉄などのミネラルが豊富に含まれます。
抗アレルギー作用だけでなく、造血や浄血、血行促進作用もあるので貧血やデトックス、体質改善にも効果的なんですね。
ネトルのハーブティーは、花粉が飛ぶ前から予防的に飲むと良いです。
*花粉症の症状を和らげるハーブ
くしゃみや鼻水、鼻づまりなどの辛い花粉症の症状には、直接症状に働きかけて和らげてくれるハーブが効果的です。
これらの症状の改善には「エルダーフラワー」が有効です。エルダーフラワーは、別名「カタルの消化器」や「インフルエンザの特効薬」とも呼ばれ、くしゃみ、鼻水を抑え、鼻づまりを楽にしてくれます。
*エルダーフラワーの効能
エルダーフラワーは、フラボノイドが豊富に含まれているため、発汗・利尿作用に優れたハーブです。カタル症状を和らげ、抗炎症作用があるため、くしゃみや鼻水、鼻づまりの解消に有効です。また抗アレルギー作用を持つため、症状の元になっている鼻粘膜の炎症を抑えてくれます。
*花粉症にオススメのブレンド
・エルダーフラワー ティースプーン1杯
・ネトル ティースプーン1杯
・ダンディライオン ティースプーン1杯
炎症で消耗したビタミンCを補うため、ローズヒップを加えても良いですね✨鼻づまりから来る頭痛には、ペパーミントも効果的です🌿
今年は↑のブレンドのハーブティーを飲むことで、どのくらい症状が緩和されるか検証したいと思います☆
ちなみに、ハーブティーに含まれる成分は、体に吸収された後6時間くらいで排出されます。
1回につき1杯を、3〜4回/日に分けて飲むと効果的ですよ😊
*まとめ
今日は、花粉症に効果的なハーブをご紹介しました🌸次回は、アロマを使った花粉症対策について書いていきたいと思います😊
本日も読んでいただき、ありがとうございました。
写真はポピーのお花です。ドイツではこんな風に中を取り出して、子どもはスタンプにして遊ぶみたいですよ💕自然がくれたあそびですね🌸
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