アロマセラピーとは?
*アロマセラピーとは
アロマセラピーとは、植物の花や葉、枝や根、木や樹皮、柑橘類の皮などから抽出される精油を使って、心身の不調を癒したり、健康増進に役立てる療法のことを言います🌿
香りを使った療法=芳香療法とも言いますね。
アロマセラピーでは、この精油を使って、香りを拡散させたり、吸入したり、植物油に希釈してマッサージを行なったりして心身を癒し、より健康に導きます😊
*精油の正体
みなさんは街中でお花やハーブを見かけると、香りをかぎたくなりませんか?
私はお花やハーブを見つけると、フレッシュな香りを嗅ぎたくてたまらなくなります😍
この植物が放つ香りの正体が「精油」なんです。
精油には、一つの植物に100種類以上(ローズには500種類以上🌹)の芳香成分が含まれていると言われています。その成分ひとつひとつに薬理作用があるのです。
例えば、ラベンダーやプチグレンには、酢酸リナリルやリナロールという成分が含まれます。この酢酸リナリル、リナロールには鎮静作用があるためリラックスや不眠に効くと言われているんですね。
またティートリーには抗菌、抗ウイルス作用があるテルピネン4オールが含まれるため、オーストラリアの病院では医療従事者が使う手指消毒剤の中にティートリーの成分を加えているところがあるそうです。
またこの辺りは、精油の知識として今後お伝えしていきますね。
色んなことが分かってきている精油ですが、まだまだ解明されていない成分がたくさんあるため、植物の持つ力は未だ未知の領域です。
人間は植物の持つ精油の力を借りて、リラックスしたり、感染予防に役立てたり、風邪症状を緩和したり、ホルモンバランスを整えたりしています。
では植物は何のために精油を作るんでしょう?
*植物にとっての精油の役割
私たち人間や動物には、足があります。
危険を察知したら逃げたり、より生きやすい環境に移動をすることができます。
一方植物は、根を張った場所から一生動けず、天候の変化や害虫に襲われたときに、自ら対処しなければなりません。
植物は乾燥が激しいと、根から水分を吸い上げて、葉っぱから水分を蒸散させて湿度を高めたり、害虫を寄せ付けないよう精油を放散させて昆虫を忌避したり、逆に花粉を運んでもらうため昆虫を誘引したりします。また、強力な紫外線による細胞へのダメージを最小限にするため、抗酸化物質を作り自身を守っています。
だから抗酸化物質は、根よりも地上部に多く含まれ、紫外線の強い熱帯の植物に抗酸化作用が強い植物が多いんですね。
*まとめ
様々な術を駆使して、根付いた環境に合わせて生きる戦略家の植物…
植物ってすごいですね✨
そんなパワーの持ち主の植物の力を借りて、私たちも生活に役立ててみませんか💕?
次回は、精油がどのように人間の体や心に作用していくのかお話していきますね✨
それでは😊おやすみなさ〜い💤
この写真は6月のドイツのラベンダーです。
ミツバチブンブンで、とても良い香りでした💕
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