日焼け止め・虫除け・保湿が同時にできる!汗に強い日焼け止めクリームのレシピ
連日の暑さで、もうすでにとろけてしまいそうですね〜💦
今日は、紫外線で傷ついた皮膚を保湿してくれ、汗にも強い「オイルベースタイプの日焼け止めクリームのレシピ」をご紹介したいと思います🌸
虫除けに良いアロマの香りを使うことで、日焼け止め&虫除け対策が同時にできます。
前回紹介した日焼け止めは、水を使ったローションタイプのレシピのため、分離しやすく泡立て器が必需品なんですが、今回のレシピは溶かして混ぜて固まるだけのより簡単なレシピです☺️しかも水を一切使わないレシピのため、長持ちします。
日焼け止めローションのレシピはこちら↓
サラサラした使い心地です。
*日焼け止めクリームのレシピ
〈材料〉
・ホホバオイル 20g
・シアバター 10g
・ミツロウ 5g
・二酸化チタン 小1
・精油 3滴
〈作り方〉
1.ホホバオイル、シアバター、ミツロウを耐熱容器に入れる
2.湯煎にかけて完全に溶かす
3.湯煎からはずし、二酸化チタンを加えよく混ぜる
4.精油を加え、さらによく混ぜる
保存容器に移すタイミングは、2の完全に溶けた後が良いですよ☆
*ホホバオイルとは
ホホバオイルは、砂漠に自生する灌木であるホホバの種子から採れます。ホホバ"オイル"と呼びますが、成分はワックスのため酸化しにくく、長期保存が可能です。加熱しても成分が変化せず、香りもほとんどありません。人間の皮脂と似た組成のため皮膚への浸透性も高く、サラッとした使用感なのに保湿効果も高く、全てのお肌のタイプに使え、湿疹やニキビなどのトラブルを起こした肌にも安心して使うことができる、安定性のある安全性の高いオイルです。赤ちゃんのベビーマッサージから、乾燥、かゆみ、日焼け後、妊娠線のケアなどに使うことができます。また、抗炎症作用のあるミリスチン酸が含まれるので、関節痛やリウマチにも良いと言われます。
*シアバターとは
シアの種から採れる油脂で、酸化しにくい安定した脂肪分で肌に優しいバターです。常温では固体ですが体温の熱で溶けます。保湿効果が高く、弱い日焼け止め効果もあると言われます。
*ミツロウとは
ミツロウとは、みつばちが巣を作るときに分泌する成分で、ビーワックスとも呼ばれます。穏やかな抗菌・抗炎症作用があり、保湿効果があります。精油の薬用成分をゆっくりと浸透させてくれる効果もあります。未精製のミツロウは、はちみつのような甘い香りがします。
*二酸化チタンとは
紫外線を乱反射させ、肌を紫外線から守る材料の一つです。粒子のサイズによって効果が変わりますが、特にUVBをカットします。大きい200nmは肌に塗ると真っ白になりますが、UVAもUVBも乱反射させることができます。逆に、微粒子酸化チタンやナノ化された粒子が小さいものは、色が白くならず使用感も良いため化粧品向きですが、UVAを乱反射しなくなり効果が減弱します。また、粒子が小さいほど酸化もしやすく、体内に吸収され身体に良くないので、やや白浮きしますが粒子が大きい方が効果が高く、より肌に優しいため良いでしょう。
*目的別オススメ精油
日焼け止めクリームに目的に応じた精油を加えることで、虫除け効果が得られたり、日焼け後の皮膚の炎症を防いだりすることができます。
【虫除け効果のある精油】
シトロネラ
ゼラニウムなど
【日焼けによる炎症を防ぐ精油】
ラベンダー
カモミールローマン
カモミールジャーマン
ペパーミント
ティートリー など
虫除けに効果のある精油は、皮膚に刺激性のあるシトロネラールなどのアルデヒド類を含む精油が多いです。精油にはクエンチング効果と言い、毒性のある成分を打ち消しあう作用があります。シトロネラやレモンユーカリ、レモングラスを使う際は、お肌に優しいラベンダーをブレンドすることでよりマイルドに使うことができます。
ペパーミントは塗った時に清涼感があるので暑い時期にはオススメですが、お顔への使用には刺激性があり不向きなので、ボディ用にしましょう。
*まとめ
今日は、汗に強く同時に保湿もできるバームタイプの日焼け止めクリームのレシピをご紹介しました。
今回のレシピは、以前紹介した日焼け止めローションより簡単に作ることができるので、アロマクラフト初心者の方にもオススメのレシピです🌿
目的に応じて精油を選び、自分に合った日焼け止めクリームを作ってみてくださいね。
本日も読んでいただき、ありがとうございました。
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