ジメジメ暑い夏に!むくみや吹き出物をスッキリ解消!夏バテ予防のはと麦&とうもろこしの薬膳茶
7月に入り、毎日ジメジメと暑い日が続きますね☀️
一年で気温が最も高くなる夏は、暑さで体力も消耗し、大量の汗によって体内の潤いもパワーも奪われてしまいます。
また、湿度が高いと心も体もスッキリせず、だるさや疲れがなかなか抜けなかったりしますよね💦
今日は、そんな「ジメジメした夏にピッタリのはと麦&とうもろこしのヒゲを使った薬膳茶」をご紹介します🌸
湿度の高い暑いこんな季節には、体に流れる水の巡りを良くし、水はけの良い状態を作ってあげることが元気を保つポイントです。
*はと麦&とうもろこしのヒゲ茶のレシピ
〈材料〉
・はと麦茶ティーバッグ 1個
・とうもろこしのヒゲ茶ティーバッグ 1個
・熱湯
〈作り方〉
ティーポットに各ティーバッグを1つずつ入れ、熱湯を入れ蒸らす。または、やかんで煮出す。
これ美味しくてオススメです💕
ホットでもアイスでも美味しくいただけます。粗熱がとれたあと、冷蔵庫でよく冷やし水筒に入れて日中持ち歩くと良いですよ☺️
*お茶の分類
①体を温める作用(温熱性)のお茶
温熱性のあるお茶は、体を温め痛みを緩和し、気や血の巡りを良くします。冷えや低体温、肩こりや血行不良、月経痛、食欲がない時や胃腸が弱い時に適しています。
・紅茶
・杜仲茶
→秋冬に適したお茶
②体の熱を冷ます作用(寒涼性)のお茶
寒涼性のあるお茶は、体の熱を取り、水分を補って体を潤し、毒を排泄し便通を良くします。鼻づまりや喉の痛み、口内炎、肌荒れ、赤い吹き出物、胃もたれ、目の充血、ほてり、イライラする時に適しています。
・緑茶
・はと麦茶
→春夏に適したお茶
*ジメジメ暑い日本の夏
湿度の高いジメジメした夏は、上手に汗をかけずに体内に余分な水分や熱が溜まり、冷えやむくみ、だるさ、肌荒れ、食欲不振などの体内に湿が溜まっている症状が現れやすくなります。湿度の高い日本の夏は、薬膳でいうと消化機能や水分代謝を促進する「脾」の働きが弱くなると言われ、脾が弱まり湿が溜まると、食べ物から気や血が充分に作られず、食欲が落ちてお腹が張り、下痢や疲れなどの症状が出たり、水の巡りが悪くなりむくみが出ます。
このような季節には、体内の水はけを良くして、気を巡らせることが大切です。水分の排出を助けてくれる利尿作用のあるお茶を飲んで、気の巡りを良くすると快適に過ごせます。暑いからと言って、冷たい飲み物をガブ飲みしたりすると胃腸の働きを低下させるので気をつけましょう🌸
*はと麦茶の特徴
はと麦はイボ取りの民間薬として知られ、漢方では「薏苡仁(よくいにん)」と呼ばれます。はと麦は、薬膳でいう脾の機能を高めるため、食べ物を消化吸収し全身に栄養を送り、水の代謝を調整する力を補い、体内の湿邪を出してくれます。はと麦茶は水の巡りを良くし、体内に溜まった余分な湿を排泄させ、むくみや下痢を和らげます。吹き出物などの肌トラブルにも良いと言われ、美肌茶の一つです。
*とうもろこしのヒゲ茶の特徴
利尿作用があり、体内の余分な湿を排泄させるため、むくみや排尿困難などの改善に良いと言われます。また、慢性腎炎や腎結石、高血圧の予防に良いと言われます。
むくみケアについてはこちら↓
過去の薬膳記事はこちら↓
*まとめ
今日は、湿度の高い暑い夏を元気に過ごせるように、はと麦&とうもろこしのヒゲを使った薬膳茶をご紹介しました🌸
体内の水の巡りを良くして、水はけの良い夏バテしない体で、この暑い季節を一緒に乗り切りましょう!
ノンカフェインで美味しい薬膳茶なので、皆さんも飲んでみてくださいね☺️
本日も読んでいただき、ありがとうございました。