世界最古の香水〜ドイツ「ケルンの水」の再現レシピ
みなさんは、「ケルンの水」って聞いたことありますか?
アロマを勉強した方は聞いたことがあると思いますが、聞いたことがない方も、オーデコロンならご存知ですよね✨
実は、オーデコロン(フランス語)とケルンの水(ドイツ語)は同じもので、「ケルンの水」はドイツのケルンから広まった世界最古の香水で知られています。
私もドイツに行ったとき、買ってきました💕
とっても水々しい爽やかな柑橘系の香りなので、みんなが好きになる香りだと思います☺️
有名な「4711」シリーズ
パッケージもかわいいですよね💕
今日は、そんな世界最古の香水
「ケルンの水の歴史と再現レシピ」をご紹介します🌸
*ケルンの水とは
ケルンの水とは、17世紀末にイタリア人の理髪師フェミニスが、ドイツのケルンで売り出した「オーアドミラブル(素晴らしい水)」というものでした。この「オーアドミラブル」は、高純度のアルコールにハーブを漬けた、香水としてだけでなく胃薬としても使える万能薬のようなものでした。
この香水を当時ドイツにいたフランス兵が祖国に持ち帰り、フランスで広まったとされています。このフランス語のオーデコロン(eau de Cologne) は、「ケルンの水」という意味だったんです。
*ケルンの水再現レシピ
〈材料〉
・スプレー容器
・無水エタノール10ml
・精製水20ml
・精油15〜20滴
ベルガモット 8滴
グレープフルーツ3滴
オレンジ 2滴
レモン 2滴
ネロリ 2滴
ラベンダー 2滴
ローズマリー 1滴
〈作り方〉
2.1に精製水を加え、よく振る
3.毎回よく振ってから使用する
2ヶ月以内に使い切りましょう。
春夏に合う爽やかなアロマ香水です🌸
*オーデコロンとパフュームの違い
上記レシピのオーデコロンは、パフュームよりもフワッと優しく香る軽やかな仕上がりになります。
香りを長持ちさせたい場合は、パフュームの方が適しています。
オーデコロン
エタノール濃度10〜30%
精油濃度全体の2〜10%
パフューム
エタノール濃度60〜90%
精油濃度15〜25%
パフュームで作りたい場合
〈材料〉
・遮光瓶
・無水エタノール 8ml
・精製水 2ml
・精油 20〜40滴
エタノールが主な水分になるため、アルコール臭を飛ばす時間が必要になります。
1日1回瓶を振り、2〜3週間程熟成させます。その間、瓶の蓋は開けません。出来上がってのお楽しみです✨
*注意事項
ベルガモット(希釈濃度0.4%以上)、レモン(2%以上)、グレープフルーツ(4%以上)には光毒性があるため、直射日光が当たらない箇所につけてください。
光毒性についてはこちら↓
上のオーデコロンのレシピでは、ベルガモットが濃度を超えるため、フロクマリンフリー(ベルガプテンなどのフロクマリン類を取り除いた)精油を使えば、より安全に使うことができます。
私のお気に入りの付け方は、コットンに香水をつけ胸元に入れておくこと🌸体温と一緒に香りが上がってくるのでオススメです☺️
*様々な形で香りをまとう
アルコールが苦手な方は、キャリアオイルに精油を加えた香油を作ることも出来ます。その場合は、ロールオンタイプの入れ物に入れて持ち歩くと便利です😊
キャリアオイルは、香りのない酸化しにくいホホバオイルがオススメです。
また、ミツロウとキャリアオイルを溶かしたものに精油を加えて、バームタイプの香水(練り香水)を作ることもできます。
バームタイプの香水の作り方はこちら↓
*まとめ
アロマでは、自分の好みや用途に合わせて、色々な形で香りを楽しむことができます。
自分だけのオリジナル香水作り、とっても楽しいですよ💕
ドイツに行ったら、本場のケルンの水もぜひお土産に買ってみてくださいね😊
本日も読んでいただき、ありがとうございました🌸
人気ブログランキングに参加しています。
クリックしていただけたら嬉しいです🌿
http://blog.with2.net/link.php?1897483