Aromen der Natur

IFAアロマセラピスト(IFA aromatherapist)、助産師(Midwife)、看護師(Nurse)のアロマ&ハーブの暮らし

メディカルハーブ検定試験対策3

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*各ハーブのポイント続き

 

マテ

学名:llex paraguayensis

成分:アルカロイド(カフェイン、テオブロミン、テオフィリン)、カフェ酸、クロロゲン酸、フラボノイド、ビタミン(B2.B6.C)、ミネラル(鉄、Ca、K)

 

ミネラルを豊富に含むことから、「飲むサラダ」と呼ばれ、肉食の多い南米の人にピッタリのハーブ。(南米3カ国は、パラグアイ・ブラジル・アルゼンチン)カフェイン含有のため、脳の働きを活性化させ、利尿、脂肪燃焼作用がある。水出しすることで、カフェインやタンニンの抽出が抑えられるため、より健康的に飲める。マテのミルクティーは「コシード」、冷やしたマテ茶は「テレレ」と呼ばれる。

 

マルベリー(クワ)

学名:Morus alba

成分:デオキシノジリマイシン(DNJ)、γ-アミノ酪酸(GABA)、クロロフィル、フィトステロール(シトステロール)、ミネラル(鉄、Ca、亜鉛)

 

中国では、不老長寿の妙薬と言われる。食前に飲むと、α-グルコシターゼ阻害により食後の血糖上昇を抑えるため、糖尿病の予防に有効。またマルベリーに含まれるクワノンには美白効果があるため、パックにするとシミやくすみに効果がある。

 

ラズベリーリーフ(ヨーロッパキイチゴ)

学名:Rubus idaeus

成分:フラボノイド配糖体(フラガリン)、タンニン(没食子酸、エラグ酸)、ビタミンC

 

子宮や骨盤周囲の筋肉を強化する働きを持つため、妊娠後期から出産準備に飲まれ、「安産のお茶」と言われる。月経痛やPMSにも有効。収れん作用もあるため下痢、口内炎、歯肉炎にも良い。咳や喉の痛みに、うがいをすると効果的。実はフランボワーズ。

 

リンデン(セイヨウボダイジュ)

学名:Tilia europaea

成分:フラボノイド配糖体(ルチン、ヒペロシド、ティリロシド)、アラビノガラクタン(粘液質)、タンニン、カフェ酸、クロロゲン酸、精油(ファルネソール)

 

心身をリラックスさせ、安眠効果があるためお休み前の一杯に。子どもからお年寄りまで安心して使えるハーブ。鎮静作用と利尿作用があるため、高血圧に有効。発汗作用もあるため、風邪のひき始めにも良い。肌に潤いを与え、引き締める作用がある。

 

ローズヒップ

学名:Rosa canina

成分:ビタミンC.E、ペクチン、植物酸、カロテノイド(リコペン、β-カロテン)、フラボノイド

 

レモンの20〜40倍ビタミンCが含まれ、「ビタミンCの爆弾」と呼ばれる。ビタミンCが消耗する感染症や炎症時に補給すると良い。利尿、緩下作用があり、便秘にも有効。フラボノイドがビタミンCの吸収を高め、ビタミンCはコラーゲンの生成をサポートするため美容にも良い。

 

以上、メディカルハーブ検定で扱うハーブ15種類のまとめでした。

一方的な覚書みたいになってしまいました💦

 

明日は頑張りますっ✊✨

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