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Aromen der Natur

助産師・看護師の資格を持つ英国IFAアロマセラピストのブログ

アロマと記憶、認知症との関係

アロマセラピー

こんにちは😊

今日は以前お話した「①嗅覚からのルート」の続きである、香りと記憶の関係について書いていきたいと思います。

 

プルースト効果

私の実体験からお話しますね🌸

以前、老人ホームのアロマボランティアに行ったとき、あるおばあちゃんに精油を使ったハンドトリートメントを行いました。
何本か精油を嗅いでもらったんですが、サンダルウッドの香りを嗅ぐと「懐かしいわぁ!」と嬉しそうにおっしゃられました。
そのおばあちゃんは、ずっと仏具店を家族でやられていたので、サンダルウッド(白檀)の香りはその当時の記憶を呼び覚ますもの(プルースト効果と言います)だったんですね✨
トリートメント中は、思い出話に花が咲き、目を輝かせて活き活きとお話をしてくださいました😊

サンダルウッドの香りが、まさに”記憶の扉”を開いたような瞬間でした!

 

*嗅覚と記憶の関係

嗅覚による刺激は、海馬という記憶を司る器官にも届きます。
そのため、ある香りを嗅ぐと突然思い出が蘇る、コーヒーの良い香りを嗅ぐだけでリラックスできる、美味しそうな料理の匂いがするとお腹が空くという現象が起こるんですね。

香りー記憶ー体験は結びついているということが分かります。

 

アロマセラピー認知症の関係

嗅覚から記憶に対してアプローチできるアロマセラピーは、現在、認知症の治療に活用できると研究が発表され、ますます注目を浴びています👀

嗅覚の低下(嗅神経の機能低下)は認知力の低下の兆しとも言われ、アルツハイマー認知症では、匂いがしない、匂いが分からなくなるというような嗅覚障害が初期症状として出ます。近年の研究で、視覚や聴覚の神経と違い、嗅神経細胞は再生できることが分かっています。

だからアロマセラピーを取り入れることで、嗅神経を刺激し、嗅神経細胞の再生を促し、認知症の予防につなげることができるんですね✨

 

テレビで放送されたあとは、お店でラベンダーやローズマリー精油が全て売り切れてしまっていましたね😅

 

これからもどんどん研究が進んで、アロマセラピーが様々な分野で活用されていったら良いですね🌿

 

*ご高齢の方へのトリートメント注意事項

ご高齢の方にトリートメントを行う際は、注意しなければならないことがあります。

1.精油代謝する機能が低下しているため、希釈濃度は1%以下にする。

2.疲れやすいので、全身や長時間のトリートメントは避け、疲労度や姿勢を確認しながら行う。

3.ワーファリンなど血液をサラサラにするお薬(抗血栓薬)を飲んでいる方もいらっしゃるので、既往歴や内服されているお薬の把握が重要。疾患によって使えない精油もあります。

4.抗血栓薬を飲まれている方にトリートメントする際は、力を入れすぎると内出血を起こしてしまう可能性があるので、優しいタッチでトリートメントを行う✋

5.皮膚が強く乾燥していることも多いので、キャリアオイルを多めに準備する。

6.羞恥心に配慮する。

 

アロマに馴染みがなかった高齢者の方の中には、「アロマでマッサージ」というとハードルが高く聞こえたり、恥ずかしいと思われる方もいます。そういう場合は、香りを試しに嗅いでもらったり、「お肌が潤ってきれいになりますよ〜」など伝え方を工夫し、ハンドトリートメントなど負担のかかりにくいものからお勧めすると興味を示してくださる方も多いです😊

 

また、加齢に伴い嗅覚が低下している方も多いため、中には匂いがあまり分からない方がいます。そういう場合は、ティッシュに精油を1滴垂らし、胸元のポケットに挟んだりして芳香浴をすると、トリートメントをしながら香りを楽しんでもらえますよ💕

 

*まとめ

私たちが一人一人、香りの好みがあるのも過去の経験から基づいています。

アロマの香りを良い体験と結びつけることができたら、素敵なことだと思います😊🌿

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この精油は、私のお気に入りのFragrant Earthのものです💕Fragrant Earthはイギリスのメーカーで、本当に上質で良い香りがします🌿

今後、精油メーカーの選び方や私のオススメ精油についてもお話していきますね😊

 

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