メディカルハーブ検定試験対策2
*各ハーブのポイント
ウスベニアオイ(マロウブルー)
学名:Malva sylvestris
成分:粘液質(多糖類)、アントシアニン、タンニン
粘液質を豊富に含み、皮膚・粘膜の保護をしてくれるため、喉の痛みや咳、胃炎、下痢、尿道炎に効く。皮膚のトラブルには、保湿効果があるため湿布やパックを行う。レモン汁を垂らすと紫→ピンク色に変化するため、「サプライズティー」とも呼ばれる。
エキナセア
学名:Echinacea angustifolia
成分:エキナコシド、シナリン、多糖類、イソブチルアミド
「免疫力を高めるハーブ」として知られ、風邪、インフルエンザ、カンジダ、尿道炎の予防に使われる。北米の先住民が伝染病や毒ヘビに噛まれた時に用いたとされ、「インディアンハーブ」とも呼ばれる。自己免疫疾患がある人は使用しない。根の方が薬効がある。
エルダーフラワー(セイヨウニワトコ)
学名:Sambucus nigra
成分:フラボノイド配糖体(ルチン、クエルシトリン)、クロロゲン酸、粘液質(多糖類)、ミネラル(特にK)、精油
フラボノイドを豊富に含むため、発汗・利尿作用があり、発熱を伴う不調に有効。別名「インフルエンザの特効薬」「カタルの消火器」「万能の薬箱」と言われ、くしゃみ、鼻水、鼻づまりを伴う風邪やインフルエンザ、花粉症に効果的。お花はマスカットのような香りで、イギリスではコーディアルで親しまれている。
学名:Matricaria chamomilla
成分:精油(α-ビサボロール、カマズレン)、マトリシン、フラボノイド(アピゲニン、ルテオリン)
ピーターラビットの童話に登場するハーブ。心身をリラックスさせるため不安や不眠、また消炎作用もあるためストレスによる胃炎、胃潰瘍に有効。空腹時に飲むことで胃粘膜の消炎効果を得られやすい。皮膚炎、目の疲れにも良い。冷えや月経痛などの婦人科系にも効果的。
学名:Hypericum perforatum
成分:ヒペリシン、フラボノイド配糖体(ヒペロシド、ルチン)、ハイパーフォリン、タンニン、精油
別名「サンシャインサプリメント」と呼ばれ、抗うつ作用があることから季節性感情障害や更年期、PMSに効果的。鎮痛作用があるため外傷にも良い。夏至の日(聖ヨハネの日6/24)に収穫すると最も治癒力が強い。
学名:Taraxacum officinale
成分:イヌリン(多糖類)、タラキサステロール、苦味質(タラキサシン)、カフェ酸、ミネラル(K、Ca)
別名「ノンカフェインのヘルシーコーヒー」と言われる。解毒ハーブで有名で、強肝、浄血、利胆、緩下、催乳作用があり、産後のママに良い。アルコールの排出を助けるため二日酔いにも良い。胆管障害、胆嚢炎には使用しない。
ネトル(セイヨウイラクサ)
学名:Urtica dioica
成分:フラボノイド(クエルセチン)、フラボノイド配糖体(ルチン)、クロロフィル、フィトステロール(β-シトステロール)、β-カロテン、ビタミンC、葉酸、ミネラル(ケイ素、Ca、K、鉄)
浄血、造血、利尿、血行促進作用があり、花粉症やアトピーなどのアレルギーの体質改善に有効。また、痛風やリウマチにも効果的。ドイツなどのヨーロッパでは、春先のアレルギー予防に「春季療法」が行われる。栄養豊富のハーブのため「マルチサプリのハーブ」とも言われる。
ハイビスカス(ローゼル)
学名:Hibiscus sabdariffa
成分:植物酸(クエン酸、リンゴ酸、ハイビスカス酸)、粘液質(多糖類)、アントシアニン色素(ヒビスシン)、ペクチン、ミネラル(K、鉄)
クエン酸がエネルギー代謝を促進し、肉体疲労の回復を早めるためスポーツ後に有効。夏バテやだるさを解消する。利尿、緩下作用があり、アルコールの排出を助けるため二日酔いにも良い。ローズヒップとブレンドすると酸味が減り、鉄の吸収を促進する。
パッションフラワー(チャボトケイソウ)
学名:Passiflora incarnata
成分:フラボノイド(アピゲニン)、フラボノイド配糖体(ビテキシン)、アルカロイド(ハルモン、ハルモール)
別名「植物性のトランキライザー(精神安定剤)」と呼ばれ、不安や緊張、それに伴う頭痛や不眠、高血圧に有効。ジャーマンカモミールやラベンダーとブレンドすると良い。
ペパーミント(セイヨウハッカ)
学名:Mentha piperita
成分:精油(l-メントール、メントン、メントフラン)、フラボノイド(アピゲニン、ルテオリン)、タンニン(ロスマリン酸)、カフェ酸、クロロゲン酸
眠気を吹き飛ばし、集中力を高めてくれるハーブ。消化機能を調整するため、食べ過ぎ、飲みすぎ、食欲不振、消化不良、吐き気に有効。またストレス性の過敏性腸症候群にも良い。
メディカルハーブ検定試験対策
明後日は、いよいよ「メディカルハーブ検定」試験日です😱✨
1年ほど前に、以前から興味のあったハーブを勉強したいなぁと思い、テキストを買ったはいいものの、買ったことで満足してすっかり存在を忘れていました…😅
重い腰を上げたのは、今年の1月。
せっかくだからやっぱり受けよう!とその場で検定にギリギリ申し込み、今に至ります。
*メディカルハーブ検定とは
日本メディカルハーブ協会(JAMHA)は、1999年にメディカルハーブ広報センターとして設立され、2006年に日本メディカルハーブ協会と名称が変わりました。
わりかし最近にできた協会ですね☆
日本メディカルハーブ協会では、
・メディカルハーブコーディネーター
・ハーバルセラピスト
・シニアハーバルセラピスト
・ハーバルプラクティショナー
・ホリスティックハーバルプラクティショナー
の資格を認定しています。
このハーバルセラピストをエビちゃんが取ったって有名ですよね💕
私は、今回メディカルハーブの入門であるメディカルハーブ検定を受けます💪これは、学校に通わなくても独学で受けられるんですよ〜🌿
試験に合格して、協会の会員になり、研修プログラムを受講すると、メディカルハーブコーディネーターの資格がいただけるという流れです。
ブログを書きながら、今日はメディカルハーブ検定のお勉強をしたいと思います。もし受ける方がいたら一緒に勉強しましょう✍️✨
*メディカルハーブの5つの働き
①抗酸化作用
②生体防御機能調節作用
③抗菌・抗ウイルス作用
④薬理作用
⑤栄養素の補給
*生体防御機能調節作用の3系統
・自律神経系
・内分泌系
・免疫系
*機能成分の8つのグループ
①苦味質:健胃、強肝
②アルカロイド:興奮、精神安定、鎮痛
③フラボノイド:鎮静、発汗、利尿、抗アレルギー
④タンニン:抗酸化、収れん、タンパク質を固める
⑤粘液質:粘膜の保護、熱を保持
⑥精油:防虫、抗菌
⑦ビタミン:生命維持に欠かせない成分
⑧ミネラル
ミネラルは、植物が作り出したものではなく、根から吸い上げられた土の中の成分。
*15種類のハーブの科名による分類
→ウスベニアオイ、ハイビスカス、リンデン
キク科
バラ科
レンプクソウ科
→エルダーフラワー
オトギリソウ科
イラクサ科
→ネトル
→パッションフラワー
シソ科
→ペパーミント
モチノキ科
→マテ
クワ科
→マルベリー
*使用部位による分類
花
→ウスベニアオイ、エルダーフラワー、カモミールG
花と葉
→リンデン
葉
→ネトル、ペパーミント、マテ、マルベリー、ラズベリーリーフ
全草
→パッションフラワー
開花時の地上部
地上部と根
根
萼
→ハイビスカス
偽果
*セントジョーンズワート薬剤併用に注意
薬剤名
抗HIV薬(インジナビル)
強心薬(ジゴキシン)
免疫抑制薬(シクロスポリン)
気管支拡張薬(テオフィリン)
血液凝固阻害薬(ワーファリン)
経口避妊薬(ピル)
*利尿作用のあるハーブ5つ
エルダーフラワー
ネトル
ハイビスカス
マテ
リンデン
*PMSに有効なハーブ2つ
ラズベリーリーフ
*緩下作用のあるハーブ3つ
ハイビスカス
*鎮静作用のあるハーブ5つ
パッションフラワー
ペパーミント(賦活→鎮静)
ラズベリーリーフ
リンデン
次は、各ハーブのポイントまとめに移ります✍️
アロマでポカポカ温活〜冷え性対策
みなさんは、ストレスによって身体が冷えてしまうということをご存知でしたか?
「冷えは万病のもと」と言われるように、身体が冷えると良くないことばっかりなんですよ☃️
身体が冷えていると、免疫力が下がるので風邪を引きやすかったり、下痢や腹痛などの胃腸のトラブルが多かったり、生理痛が重かったり…特に女性は、冷えは婦人科系に直結しているので要注意です。
春といってもまだまだ朝晩は寒い季節です。
今日は、「アロマの香りを使って身体を温める温活」についてお伝えしていきたいと思います🌸
*自律神経とは
まずは、ストレスととっても関係が深い自律神経についてお話していきますね。
自律神経は、自分の意思ではコントロールできない生命活動を司っている神経です。例えば、心臓や消化管を動かしたり、血圧を上げ下げしたり、体温を調整したり、汗をかいたり…私たちが意識しなくても、体が勝手にコントロールしてくれていますよね☆
その自律神経には、
・交感神経
・副交感神経
があります。
前者の交感神経は、主に活動モードの時🏃
仕事やスポーツなどの活動をしている時、緊張している時、ストレスがかかっている時は、脈拍や血圧は上がり、お口も乾き、消化管の運動はお休みモードになります。
後者の副交感神経は、主にお休みモードの時💤
リラックスしている時、お風呂に入っている時、睡眠中、食事中は、脈拍や血圧は下がり、唾液の量も増えて、消化管も活発に動きます。
私たちは緊張した時、心臓がバクバクしたり、手汗をかいたり、お腹も空かなくなりますよね。これは自律神経の働きによるものだったんです。
*自律神経と冷えとの関連性
ストレスによる緊張が続くと、交感神経が優位になることで筋肉が収縮します。筋肉が収縮して硬くなると血流も悪くなり、熱が全身に行き渡らなく体温が下がってしまうことで身体が冷えやすくなります。また、老廃物や疲労物質も滞り、疲れも抜けにくくなります。そして寒い、冷たいと感じることがまたストレスになり悪循環を来してしまいます…
ここでアロマの出番です🌿
アロマの香りでリラックスすることで、副交感神経が優位になり、筋肉が緩んで血の巡りが良くなることで、体が温まります。また精油自体に身体を温める作用があるものもあるんですよ✨
過度に交感神経に傾いている状態をアロマでゆるめて、交感神経と副交感神経のバランスをとってあげることで、冷えを改善できるんですね🌸
*冷えに効果的な精油と使い方
身体を温める作用のある精油
・ジンジャー
・ブラックペッパー
・スイートオレンジ
・マンダリン
・ユズ
・イランイラン
・マージョラム
・ローズマリー 等
この精油の使い方で一番効果的なのは、バスソルトにしてお風呂に入ること👍
バスソルトの作り方はこちら↓
シャワーでは交感神経が優位になるので、ストレスによる冷えがある方は湯船に浸かりましょう♨️湯船にしっかり浸かることで、身体は芯から温まります。副交感神経が優位になること、精油による効果、バスソルトで使う天然塩の発汗・加温作用によって、身体がポカポカに温まります。
私のオススメのブレンドは、
①マージョラム×ブラックペッパー×クラリセージ
②スイートオレンジorゆず×ローズマリー×ジンジャー
の組み合わせです💕
深呼吸したくなるようなとっても良い香りなので、きっとお風呂タイムがもっと楽しみになりますよ✨
*まとめ
一人暮らしの方やお仕事で忙しいと、ついお風呂がめんどくさくなってシャワーで済ませちゃいがちですよね💦分かります!
アロマの力を借りたら、あったかくて気持ちよくて、疲れが吹っとぶお風呂タイムが待っていますよ😊ぜひ試してみてくださいね💕
本日も読んでいただき、ありがとうございました🌸
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飲む点滴「甘酒」の効能〜薬膳杏仁豆腐のレシピ
「飲む点滴」という魅力的な別名を持つ甘酒…
健康オタクの父は、甘酒ブームが来る前から様々なメーカーの甘酒を取り寄せ、甘酒を楽しんでいました。
久しぶりに甘酒を飲むと、とっても美味しいですよね💕冬に飲む温かい甘酒も、夏に飲む冷やした甘酒も同じくらい好きです😊
この甘酒、ご存知の方も多いかと思いますが、とーっても美容と健康に良いんですよ👍✨
*甘酒の種類
そもそも甘酒には、種類が2つあります。
・米麹から作られた甘酒
・酒粕から作られた甘酒
米麹から作られた甘酒は、米と米麹と水を発酵させて作られます。この発酵する過程で甘み成分(ブドウ糖)が作られるため、お砂糖を入れなくても自然な甘みがあります。
昔からの伝統的な甘酒ですね。
酒粕から作られた甘酒は、日本酒を作る時にできる酒粕を薄めて、甘みを出すために砂糖を加えています。また少量のアルコールを含むところが特徴です。
*飲む点滴「甘酒」の成分と効能
飲む点滴と言われる甘酒は、米麹から作られた甘酒のことを指します。
甘酒には、麹酸、アルブチン、ブドウ糖、必須アミノ酸、ビタミンB(特にB1、B2、B6、パントテン酸=まさにチョコラBBの成分ですね)、葉酸などが含まれます。
麹酸とアルブチンは、メラニンの生成を抑制する働きがあるので美白に効果的だと言われます。アルブチンはよく化粧水などにも含まれてますよね✨
必須アミノ酸は、体内で合成できないため食事から補給しなければならないものです。必須アミノ酸は9種類あり、体の細胞(筋肉や皮膚、髪、爪など)を構成するために必要な成分であったり、酵素やホルモンを作るための素であったり、血中のコレステロールを下げたりと、体にとって必要不可欠な成分です。
また、ビタミンB群は皮膚や髪、爪を健康に保ったり、タンパク質やヘモグロビンの合成に関わる成分なので、毎日積極的に摂取した方が良い成分ですね。特に、口内炎や肌荒れに効果的です✨
点滴に使われる糖分は、ショ糖(砂糖)ではなく「ブドウ糖」です。ブドウ糖はそのまま体内に取り込まれるので、吸収がとても早いんですよ✨ブドウ糖は脳の唯一のエネルギー源です。疲れたと感じる時や、集中力をUPしたい時に良いですね👍
*甘酒杏仁豆腐のレシピ
先日、薬膳の講座に参加したときに教えていただいたレシピです😊美味しかったので、良かったら作ってみてください💕
簡単ですぐできちゃいます👌
〈材料〉カップ6個分
・甘酒 300ml
・牛乳 100ml
・粉寒天 1g
・ゼラチン(水にふやかさないで使えるタイプ) 2g
・杏仁霜 大さじ2
・クコの実(水で戻しておく) 3粒
〈作り方〉
1.甘酒に牛乳、粉寒天、杏仁霜を入れる
2.沸騰し溶けたら火を止め、ゼラチンを入れる
3.冷めたらカップに移し、冷蔵庫で冷やす
4.クコの実をのせる
クコの実の記事はこちら↓
*杏仁とは
杏仁豆腐で使う杏仁とは、あんずの種のことです。
私も杏仁があんずの種、ということは知っていたんですが、杏仁には2つの種類があることをみなさんは知っていましたか?
・南杏→お菓子作りに使われる
・北杏→生薬として使われ、苦味とやや毒性がある
薬膳の講座では、この2種類を少しだけ食べ比べてみたんですが、北杏の方が香りがとっても良くて私は好きだと思ってしまいました💦笑
薬膳でいうと、杏仁には肺を潤す効果があるので、咳が出るときに食べると良いそうです✨また中医学では、肺とつながる大腸や皮膚も潤すため、便秘や乾燥肌にも効果的だそうです。手荒れがひどい方は、お湯をはった洗面器に杏仁霜を少し入れて手浴をすると、肌がしっとり潤って良いと聞きました👍
*まとめ
美味しく食べれて、体にも美容にもとても良い甘酒杏仁豆腐✨美味しい食べるお薬ですね😋
みなさんも良かったら作ってみてください💕
本日も読んでいただき、ありがとうございました🌸
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アロマとハーブで花粉症対策〜アロマ編
今日は、前回に引き継ぎ「アロマでできる花粉症対策」について書いていきたいと思います🌸
ハーブ編はこちら↓
アロマとハーブで花粉症対策〜ハーブ編 - Aromen der Natur
*アロマで免疫力を高めておく
花粉症などのアレルギー反応は、ストレスなどで免疫が弱っていると症状がより強く出ます。アレルギーを防ぐことはできませんが、アロマでストレスを緩和し、免疫力を高めてあげることで症状を緩和させることができるんですよ✨
*免疫を高める精油
・ティートリー
・レモン
・ペパーミント
・ユーカリ
・ニアウリ
・ラベンダー
・ラベンサラ
・ローズウッド 等
アロマセラピーの良いところは、お薬と違い、一つの精油から様々な作用が得られるところ。
上記のティートリー、ユーカリ、ペパーミント、ニアウリには1.8シネオールという成分が含まれるため、粘液溶解作用や去痰作用があります。鼻づまりで辛い症状を楽にしてくれる作用を持ち合わせているので、免疫を上げつつ症状に対しても直接作用してくれるんですね✨
*アロマでできる花粉症対策
今日は上記精油を使った、花粉対策レシピを4つご紹介します🌿
①花粉に負けない!バスソルトのレシピ
免疫機能を高めつつ、お風呂の蒸気を吸入することで呼吸を楽にしてくれるブレンドです。
〈材料〉
・ユーカリ 1滴
・ティートリー 1滴
・ラベンダー 1〜2滴
・お好みでローズウッド 1滴
・天然塩 40g
〈作り方〉
1.天然塩に精油を加え、よくかき混ぜる。
※必ずよくかき混ぜてからお風呂に入ること。精油は、水に溶けにくく、軽いので表面に浮いてきます。敏感肌の方は、精油をキャリアオイルやハチミツ(小さじ1杯)で溶いてから使うと良いですよ☆
②お鼻スッキリ爽快スプレーのレシピ
鼻の通りを良くするスプレーです。マスクの外側や、空間にスプレーします🌿持ち運びに便利です。
〈材料〉
・ユーカリ 2滴
・ペパーミント 1滴
・レモン 1滴
・無水エタノール 5ml
・精製水 15ml
〈作り方〉
2.1に精製水を加え、よく振ってからスプレーする
③辛い頭痛や頭重感を楽に…オイルレシピ
鼻づまりから来る頭痛や頭重感を緩和する、頭がスッキリ軽くなるオイルのレシピです。
〈材料〉
・ペパーミント 1滴
・ラベンダー 1滴
・ホホバオイル 10ml
〈作り方〉
1.ホホバオイルに精油を加え、よく混ぜる
2.こめかみに塗布し、人差し指と中指でクルクルマッサージ
※スイートアーモンドやグレープシードオイル等でも良いです。
④ティッシュで荒れたお鼻周りに…オイルレシピ
何度も鼻をかんでいると、お鼻周りが赤くなったりヒリヒリしたりしますよね。呼吸を楽にしつつ、お肌を守るオイルのレシピです🌸
〈材料〉
・ラベンダー 1滴
・ティートリー 1滴
・カレンデュラオイル 10ml
〈作り方〉
2.鼻周りに塗布する
カレンデュラオイルは、マリーゴールドのお花をオリーブオイルやサンフラワーオイルに漬け込んで濾したオイルのことです🌸
炎症を抑え、皮膚を再生する作用に優れているので、痛がゆい炎症を起こした肌のケアに最適です✨
このカレンデュラオイル…本当に万能で使えます!!今後、カレンデュラオイルの効能や使い方について、もっとお話していきますね😊
*まとめ
本日は、アロマでできる花粉症対策についてお話しました。
みなさんもぜひアロマを使って、花粉症の季節を乗り切ってくださいね✊🌿
今日も読んでいただき、ありがとうございました。
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アロマとハーブで花粉症対策〜ハーブ編
今年もまた花粉症の季節がやってきましたね〜
花粉症を治すことは難しいですが、アロマやハーブで予防することや、症状を緩和させることはできます🌿✨今年はアロマとハーブを使って、花粉に負けない体を作りましょう😊
今日は、花粉症に効果的なハーブをご紹介します🌸
*花粉症のメカニズム
世の中には、花粉症がある人とない人がいますね。同じように花粉が飛ぶ環境に住んでいるのに、どうして違いが出るのでしょうか?
それは、体が花粉を”異物”と認識しているか、していないかの違いなんです。
花粉症とは、花粉が原因で起こるアレルギー反応=免疫反応のことを言います。
花粉を”異物”と認識している花粉症の人は、花粉が体の中に入ると、それに対抗するための抗体(IgE抗体)を作ります。このIgE抗体と肥満細胞が結合したものに抗原である花粉が付くことで、肥満細胞からヒスタミンやロイコトリエンが放出されるため、くしゃみ・鼻水・鼻づまり、目のかゆみなどの症状を引き起こすというのが花粉症です。
花粉症の症状は、異物を体の中から追い出すための反応なんですね。
*花粉症を予防するハーブ「ネトル」
花粉症を予防するためには、花粉が飛ぶ前からの対策も大切です。
ハーブティーでよく飲まれる「ネトル」には、抗アレルギー作用があり、花粉症やアトピーなどのアレルギー疾患の体質改善に効果的だと言われています。ドイツでは、「春季療法」といって春先のアレルギーに備え、予防的にネトルを摂取する療法があるそうです🇩🇪
*ネトルの成分
このネトルには、ヒスタミンの分泌を抑えるケルセチン(フラボノイド)や、ヘモグロビンに似ていると言われるクロロフィル、ビタミンや葉酸、鉄などのミネラルが豊富に含まれます。
抗アレルギー作用だけでなく、造血や浄血、血行促進作用もあるので貧血やデトックス、体質改善にも効果的なんですね。
ネトルのハーブティーは、花粉が飛ぶ前から予防的に飲むと良いです。
*花粉症の症状を和らげるハーブ
くしゃみや鼻水、鼻づまりなどの辛い花粉症の症状には、直接症状に働きかけて和らげてくれるハーブが効果的です。
これらの症状の改善には「エルダーフラワー」が有効です。エルダーフラワーは、別名「カタルの消化器」や「インフルエンザの特効薬」とも呼ばれ、くしゃみ、鼻水を抑え、鼻づまりを楽にしてくれます。
*エルダーフラワーの効能
エルダーフラワーは、フラボノイドが豊富に含まれているため、発汗・利尿作用に優れたハーブです。カタル症状を和らげ、抗炎症作用があるため、くしゃみや鼻水、鼻づまりの解消に有効です。また抗アレルギー作用を持つため、症状の元になっている鼻粘膜の炎症を抑えてくれます。
*花粉症にオススメのブレンド
・エルダーフラワー ティースプーン1杯
・ネトル ティースプーン1杯
・ダンディライオン ティースプーン1杯
炎症で消耗したビタミンCを補うため、ローズヒップを加えても良いですね✨鼻づまりから来る頭痛には、ペパーミントも効果的です🌿
今年は↑のブレンドのハーブティーを飲むことで、どのくらい症状が緩和されるか検証したいと思います☆
ちなみに、ハーブティーに含まれる成分は、体に吸収された後6時間くらいで排出されます。
1回につき1杯を、3〜4回/日に分けて飲むと効果的ですよ😊
*まとめ
今日は、花粉症に効果的なハーブをご紹介しました🌸次回は、アロマを使った花粉症対策について書いていきたいと思います😊
本日も読んでいただき、ありがとうございました。
写真はポピーのお花です。ドイツではこんな風に中を取り出して、子どもはスタンプにして遊ぶみたいですよ💕自然がくれたあそびですね🌸
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万能ラベンダー精油で眠る方法
アロマセラピーと言ったら、ラベンダー!というくらい、精油の中でも認知度も高く、人気も高いラベンダー🌸
リラックス効果で有名ですよね💤
*アロマセラピーの歴史
そもそもアロマセラピーの歴史を遡ると、「アロマセラピー」という言葉を作ったのは、フランス人の科学者「ルネ=モーリス=ガットフォセ」という方。
1910年に、このガットフォセさんは、研究中に実験室で手を火傷してしまったんです。慌てて、そばにあったラベンダーオイルが入ったビンに手を入れたところ、痛みが和らいだだけでなく、傷口が早く治り、跡も残らなかったそうです。このことに驚いたガットフォセさんが精油の研究を始め、1937年「アロマセラピー」という言葉を作り、現代のアロマセラピーに繋がっています✨
アロマセラピーが作られて80年…こう見るとアロマセラピーの歴史って意外と浅いんだな、と思われた方もいらっしゃったかもしれないですが、紀元前から人は植物を療法として使っていました。
例えば、ミイラの保存にミルラやシダーウッド、タイム等を使用したり、クレオパトラはローズやジャスミンを寝室に敷き詰めたり、入浴時にはローズを浮かせていたようです。さすが美意識の高い🌹絶世の美女🌹ですね。伝染病が流行った中世のヨーロッパでは、ジュニパーやタイムで感染を予防していたと言われています。
*ラベンダーの種類
アロマセラピーという言葉が作られたきっかけにもなったラベンダー🌿実はラベンダーにも色々な種類があります。
主な種類はこの3つ
↑1.真正ラベンダー
2.ラバンジン(1と3の交配種)
↓3.スパイクラベンダー
ラベンダーは、標高によって育つ種類が違います。種類によって含有する成分も大きく変わるので、同じラベンダーという名前でも香りは全く違います。上に行くほどフローラル調の香りに、下にいくほどハーブ調の香りに感じます。
真正ラベンダーは、標高700〜1400mで育つ種類で、フランスのプロヴァンス産のものが最高品質と言われています。
*ラベンダーの成分と効能
真正ラベンダーの主要成分は、酢酸リナリル、リナロールで、この成分が全体の70%程を占めます。この酢酸リナリルが35%以上含まれることで、強い鎮静効果が得られます。だからリラックスや不眠症に効果的と言われているんですね✨
中でも、酢酸リナリルが45%以上含まれるラベンダーALPINE(アルパイン)は、信じられないくらいうっとりする香りがするんですよ〜💕ラベンダーの香りが苦手…ちょっとトイレの消臭剤の匂いと似てる…と思っていた方でも、これは別だと思います。全く鼻につかない、柔らかくて甘い上品な香りです🌸(香りが届けばいいのに…)
また、酢酸リナリルは種類でいうとエステル類に分類されるのですが、エステル類は無刺激で毒性もないため、子どもからお年寄りまで安全に使うことができるんですよ😊
ラベンダーは数ある精油の中で、少量なら原液を塗布することも可能な精油でもあります。ニキビや火傷に綿棒で塗ると、キレイに早く治ります✨
鎮静作用の他にも、細胞を活性化させ皮膚の修復を助ける作用があるので、日焼け後の肌ケア☀️やニキビケアにも向いていますし、抗菌作用、抗炎症作用、血圧降下作用、免疫力をUPさせる作用もあります🌿
ラテン語でLavare(洗う)を語源とするラベンダー🌿衛生面だけでなく、怒りや不安などの”心の汚れ”も洗ってくれる、お守りにしておきたいアロマです。
*精油購入時の注意事項
今までラベンダーを使っても眠れなかったという方はいませんか?
100%ナチュラルでない安い精油(本当は精油とは言わずフレグランスオイルと言います)には、安く生産するためにアルコールで薄めていたり、香料を混ぜたり、大量生産できるラバンジンを混ぜて売っていることがあります。
それでは、ラベンダーの持つ鎮静作用は望めませんよね💦
大切なことは、100%ナチュラルの精油を買うこと、そのための方法を知ること、また本物の精油の香りを知って、偽物を嗅ぎ分けられるようになることです。
今後、もっと詳しく精油を購入する時のポイントをお伝えできたらと思います😊
*まとめ
ラベンダーを使って、リラックスしたい方や寝つきを良くしたい方は、100%ナチュラルの真正ラベンダーを使ってくださいね💕
アロマセラピーの始まりのきっかけになったラベンダー🌸お家に1本、置いておくと活用できることがたくさんありますよ😊👌
今日も読んでいただきありがとうございました💕
上記写真のFragrant Earthは、野生種(wild)の精油もあります。農薬を使っていないのはもちろん、人の手が加えられず、ありのままに育つ植物から取れる精油は、本物のナチュラルです。大切に使いたい精油です💕
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